家にいてばかりでは
筋力も落ちるし
認知症が進んでしまうので
母に合うデイサービスを探してる真っ最中。
1件目:お風呂とご飯が魅力的なデイサービス
女性に人気のある
デイサービスでお風呂も入れて
ごはんもおいしい施設を
ケアマネジャーさんから紹介してもらった。
ジャグジーのお風呂で気持ちよさそうだし
温泉好きな母も気に入るのではないかと期待してた。
ごはんはそこで食べてもいいし
お弁当で持ち帰ることもできる。
バランスの取れた食事もできるし
いいなと思って
1日体験へ行った母の感想は・・・
ダメだった・・・
母が気に入らなかった点
- ごはんが口に合わなかった
- お風呂が慌ただしかったらしい
- 持っていく荷物(バスタオル、タオル2枚、着替えなど)が多い
- 荷物を事前に準備できるかも心配
次行ってみよう!
2件目:お風呂とご飯、リハビリあり1日型の通所型施設
お風呂と食事、
脳のトレーニングにリハビリ
私の希望がすべて含まれているデイサービス
半日だとどうしてもバタバタするから
ゆったり過ごせるほうがいいかと思って
今回は1日型
新しい施設で
お風呂も大浴場あり。
ごはんもおいしそう。
脳トレーニングもしっかりしてくれる
疲れたらベッドで休むこともできる
母に勧めてみて
いざ、1日体験に!
結果は・・・
ダメだった・・・
母が気に入らなかった点
- 暇な時間が多すぎた。
- 途中で帰りたくなった
- やっぱりお風呂が落ち着かない様子
よく話を聞いたら
決定的に悪いところもなく
もう一回行ってみてもいい感じだったけど
体験は1回だけ
そのあとは契約してからになるから、
こんな状態で契約まではできない・・・
有料でもいいから
数回体験できたらいいんだけどね。
1回で決めるって
お見合い並みにハードル高し
3件目:半日のリハビリ中心のデイサービスに
温泉が好きな母なので
大きなお風呂に入れたら喜ぶかと思っていたけど
2つの施設を体験した結果
入浴サービスは
他の人も一緒に入るから
落ち着かないみたい。
まだまだ恥じらいもある様子。
ごはんも味にうるさい母なので
なかなか母が納得するところがない。
またふりだしに戻る・・・
気を改めて
今、一番の心配は
認知症の進行と筋力低下
なので、
そこに力を入れている
リハビリ中心のデイサービスを体験してみた。
今回は家族の私も一緒に体験させてもらえた。
行ってみると
介護士の方が前でおしゃべりしたり、
体操したりしつつ
ホワイトボードを使って
10分前の記憶を思い出すトレーニングもしてた。
座ったままの体操だけど
一緒にやってみるとうっすら汗をかくぐらいのいい運動もあって。
そのあとは器具を使って筋力トレーニング。
そこで感じたことは・・・
雰囲気がすごくいい。
活気がある感じ。
介護士の方は関西人らしく
笑いを交えてトークしてて
利用者さんはみんな笑顔で楽しそう。
女芸人並みにしゃべれる介護士さんすごい!!
母の様子を観察すると
楽しそうに話を聞いてる。
リズムに合わせて体操もがんばってた。
そのあとの
筋力トレーニングも
進んでやってた。
いつもは体を動かすのを嫌がるけど・・・・
背中を伸ばすトレーニングの後
母:「気持ちよかった!」
おおーーー
今までにない
肯定的な感想が出た!!!
手ごたえあり!!!!
他の利用者さんも
母と同じぐらいの年齢の方が多いし
体験の母に優しく話しかけてくれる。
私も他の利用者さんとお話ができて、感想を聞けた。
その方は最初は通うのが嫌だったけど
1年半通っていて
体もだんだんよくなってきて
今はデイサービスの日が
楽しみなんだって。
体験が終わって
改めて母に感想を聞いてみた。
母「楽しかったわ。また行きたい。」
おおーーー
待ってました!その言葉!!!
娘感動!!!
母「やっとええとこが見つかってよかったわ」
私「私もほんまにそう思うわ」
とりあえず、母が行きたいと思える
デイサービスに出会えて
介護でブルーな気持ちが続いてた私に気持ちも
明るくなった!!
親が気に入るデイサービスの探し5ステップとは?
step.1 親の希望を聞いてみる
親が望んでいること
好きなことを聞いてみる。
楽しいと思えることじゃないと人は続かないので
まずは楽しいことから始めてみる。
step.2 体験あるのみ
パンプレット、ホームページだけではわからないことも多い。
雰囲気を味わうためにも体験してみる。
ほとんどの施設で、無料か食事代のみの料金で体験することができる。
step.3 ゆっくり感想を聞く
初めていくところ、初めて会う人で
緊張してしまうのは当たり前。
帰ってきたらゆっくり話を聞いて
今後のことを決める。
step.4 不安、不満があるようであれば次に行く
親があまりいい印象を持っていない。
不安、嫌な思いをしたと感じたら
無理やり行かせるのはやめる。
何もかも嫌になってしまう前に
もっと楽しめる施設を探しまくる。
step.5 できれば家族見学させてもらう
家族が見学できることところがほとんどなので
親だけに決めてもらうのではなく
家族も雰囲気を実際に見に行ったり、
内容、本人の様子を実際に確認すると決めやすい。
介護初心者、本日の教訓
いつまでも元気でいてほしいと思うあまり
ついつい欲張って
いろんな介護サービスを
受けてもらいたいと子供は思うけど
親は以前のように体や頭が動かせなくて
しんどい。
押し受けるのではなくて
勧めてみて
本人がその気になるように
褒めてあげることも必要。
本人が楽しんでいるか
無理してないかも
しっかりと観察することも大事。