ゆるキャラ化した高齢の母親が笑って過ごせる老後の作り方

70代認知症のおかんのボケにツッコミまくり!”母娘漫才”介護体験談ブログ

認知症の親を近所の人に見守ってもらうために”3つのこと”をやっておこう。

親の変化には意外と気が付きにくい

 

離れて暮らしていると

親の変化に気づきにくい場合がある。

 

たまに帰省しても

会話も普通にできるし

ちょっと物忘れが多いなと感じるぐらいだったら

年を取ったのかなと変化を重要視できなかったりする。

 

正直

母親が一人の時

どのような1日を過ごしているか?

何を食べているのか?

病院へはどれぐらいの頻度で行ってるのか?

 

 

 

 

母が元気ですべてを自分でやっていた時は

あまり気にしてなかった。

 

明らかな変化があった時に

もしかして認知症なのかなと、やっと気が付く。

 

 

そんな時にありがたいのがご近所さんの存在。

 

家族より先に親の変化に気づいてくれることもあるのです。

 

 

近所の人に認知症の母を見守ってもらうためにやること3つ

 

1.認知症であることを隠さない

 

母がおかしくなってショック

変わってしまった母を見てもらいたくない

周囲に内緒にしておきたい

 

というのも頭をよぎるけど

隠していても仕方ないこと。

 

オープンにしておいた方が

助けてくれる側も

助けてもらう方も

やりやすいことに気が付いた。

 

認知症とまで言わなくても

「できないことが増えてきたので」と言って

いざという時に助けてもらおう。

 

 

2.今まで通りお付き合いしてもらう

 

昔から仲のいいご近所さんは

「何か買うものある?」

「ランチ行こう」と

なにかと母を気にしてくれる。

 

母が認知症であることも分かったうえでお付き合いしてくれるありがたい存在。

 

「認知症は他人事じゃない。」

「母とランチするのが楽しい。」

そんな風に言って

今でも変わらず、母との付き合いを続けてくれる。

 

 

 

 

私が知らない母の様子を教えてくれたり

本当に感謝してる。

 

年齢的にも友達はかなり減ってしまったけど

母が会話を楽しめる相手がいてうれしい。

 

会話することは脳への刺激も与えてくれるそうです。

 

 

3.挨拶をする

 

昔だったら挨拶するなんて当たり前のことだったけど・・・

 

ご近所さんの入れ替わりも激しくて

新しく引っ越してくる人は

若い世代の家族が多い。

 

自治会にも入らない人も多いし、

近所付き合いとか望んでなさそうな感じ・・・

 

だけど、

 

私は実家に帰ってきて

ご近所さんに会ったら、

 

できるだけ自分から挨拶するようにしてる。

 

母といるときは

特に母と一緒にあいさつするようにしてる。

 

母の顔を覚えておいてもらったら

もし近所で母が倒れてたら

母が徘徊して道に迷うことがあれば

「あそこのおばあさんかな?」と

救急隊員や警察に伝えてくれることもあるかもしれないし

 

もちろん

こちらもご近所さんの子供が困っていた時など、

助けてあげることができるかもしれない

 

せっかく近所に住んでいるんだから

いざという時に

助け合える関係を少しでも作れたらいいと思う。

 

 

 

こちらから挨拶することを実践してみたら

最初は会釈しかしてもらえなかった人でも

 

何回目かに

「こんにちは」と返してくれるようになった。

 

挨拶は掛け捨て

返してくれなくても

続けてみよう!

 

 

 

親の介護初心者、本日の教訓

 

母の周囲の親しい人には

母の現状を正直に話して理解してもらう。

 

それでも今までと変わらず

母と付き合ってくれるようであれば

思い切って頼ってみる。

ご近所さんに困ったことがあれば

私ができることで全力でお返しする。

 

私の携帯番号を渡しておいて

徘徊や、具合の変化など

なにかあった時に連絡してもらう体制を作っておく。

 

介護が家の中だけのことと視野を狭めるのではなく

外とのつながりも大事にして

母が刺激を受けて楽しめる環境していきたいと思う。

 

 

  • B!